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たしか、BLですよね、ここ。

 ほんの8,9年前は「ブ男ラブ」だと思ってたんですけど、今の編集長にさらわれて
どっぷりBL雑誌につかり、今ではまがいなりにも東西線で傘の柄でじゃれあう営業マンを見てにやつく小生です。
 さて、そんな話は、ほんのさわりで、かといって本題もなくさらに文章は続くんですけど、いろんな作家さんに「BL編集してる人だから、もっとBLぽいと思ってました」と言われたりする、すれ、すれよな昨今。その後「そんなわけで今月もよろしくです?」とかいって駅で別れて、キヨスクでボンタンアメかなんか買って、さ、そろそろすっとぼけて直帰するかと思って編集部に電話したあと、ボンタンアメのオブラートを精密に開いてみたいという衝動に駆られ、かといって実行はせず「あっそれってBLにおいてはそのオブラートは受けなんじゃないか」と思ったりするあたりで「そういえばBLぽい編集ってどんなだ!」とはじめて別れた作家さんに突っ込んでみたりします。BLっぽい編集ていうとやっぱり、原稿をまつ感じとかが受けチックなんでしょうか?それとも原稿をせかしたりするときにエッチな感じで言ってそうなんでしょうか?どうしても知りたいので、「これこそズバリ」という答えを募集したいと思います。ウソです、募集しません。大人ですからそのへんの分別はつきます。
 でも、確かに自分でもBL編集ぽいと思った人は何人かいます。精神的に鋭そうな感じの人を見てそう思いました。BLというのは、ただあるものを解明してるんじゃなくて、新しい価値基準を配列させてる気がするんです。それを感じたんだと思います。ということはオイラはきっと単純に見えるということか!?別にいいけど。(つづく)